No.282 ウサギと牧草

ウサギは完全草食性です、牧草を常に与えて、ペレットと緑黄野菜は朝晩に与えると良いです。牧草:ペレット:緑黄野菜の比率は6:3:1ぐらいが理想です。

牧草はマメ科のアルファルファ、クローバー、イネ科のチモシー、イタリアングラス、オーチャードグラスなどがありますが、よく用いられているのはチモシーとアルファルファです。一般的にチモシーは成体向け、アルファルファは幼体・妊娠時向けですが、チモシーを幼体・妊娠時に、アルファルファを成体に与えていけないことはありません。また、一般的に生牧草は水分とビタミンAが豊富で、乾牧草は美味しくて香りがよく、ワラはビタミンやセルロース、リグニンが多く含まれていますが美味しくないといった特徴があります。

牧草の女王と呼ばれるアルファルファは肥満になるという話がありますが、そんなことはありません。ただし比較的Ca含有量が高いので多給すると尿路結石にはなりやすいです。また、蒸れた生のアルファルファは毒性を帯びるので注意が必要です。

チモシーは刈り取る次期によって、一番刈り、二番刈り、三番刈りに分かれます。
一番刈り:初夏のもので太くてしっかりしています。繊維質は一番多く含まれます。
二番刈り:夏~秋のもので細く柔らかいです。繊維質は一番刈りよりも少ないです。
三番刈り:初冬のものです。栄養価は一番低く繊維質も低いです。

ウサギが牧草を食べなくなった時の原因は大きく2つあります。
1.おいしくない:この場合は新鮮なものに変えるとか、牧草の種類を変えてみて下さい。三番刈りのチモシーは柔らかいし、イタリアングラスは甘いです。
2.歯がおかしい:この場合は動物病院で診てもらってください。

牧草は主食にも、おやつにも、おもちゃにもなります。ウサギにはバラエティーに富んだ牧草を与え、引っ張って食べるのも好きなので与え方に工夫をしてみて下さい。