No.73 夏のトラブル

暑い日が続いています。犬、猫、うさぎ、フェレット、ハムスター、リスなどは、室温25℃以下、湿度60%以下の環境が理想です。ある研究では、健康な犬でも28℃以上の環境に15分以上いると熱中症にかかってもおかしくないのだそうです。うちの子はクーラーが嫌いで、いつも暑いところで寝ている。というような話を良く耳にしますが、非常に危険です。脳にあるサーモスタットが働かないうちに、自分が暑いと感じないうちに熱中症になってしまう場合があります。とくに、高齢の動物、心疾患などの持病を持った動物、短頭種では注意が必要です。

この時期は、激しい運動はもちろん、暑い時間のお散歩も避けてください。シャンプーをしたあとの濡れっぱなしなども良くないです。

横浜の夏は、扇風機だけでは、動物たちは乗り切れません。中には、冷房が苦手という飼主様もいらっしゃると思いますが、エアコンを使用して暑さを乗り切ってください。

熱中症、熱射病動物が快適な気温・湿度、も参考にして下さい。

また、この時期は花火大会やお祭りなども多いです。たくさんの動物が大きな音を怖がります。聞こえないようにするのが一番ですが、パニックになってしまう動物には、副作用の心配がほとんどないホメオパシーがお勧めです。お気軽にご相談ください。

雷恐怖症 Thunderstorm phobia、も参考にして下さい。