お散歩には下記のような様々なメリットがあります。
・気分転換
・体内時計のリセット
・運動機能の保持
・脳への刺激
・適度な疲労
・ストレス発散
・スキンシップ
高齢犬だからといって日々のお散歩や運動を止めてしまうと、立てなくなったり歩けなくなったりなどの老化や、認知症を早める原因になります。体調、足腰の状態などを観察しながら、程よいお散歩をすることは高齢犬にとって良い運動になりますが、いくつかの注意点があります。
無理をしない:体調が悪い、疲れているなと感じたら、お散歩を休みにするか、時間を短めにします。足腰が弱ってきたなと感じたら、階段やじゃり道などを避け、歩きやすい散歩コースを選びます。
急な運動をしない:急な運動は心臓や関節の負担になります。お散歩の前に、関節を軽く曲げ伸ばしするストレッチやマッサージをしたり、先に室内やお庭を歩かせたり、準備運動させてからお散歩にいくようにしましょう。また、犬のペースに合わせたスピードで歩くことも大事です。
気温や湿度に注意:夏の高温多湿、冬の寒さなどにはとくに注意が必要です。夏はお散歩の時間やアスファルトの熱さなどに注意して、冬は準備運動を多くしたり服を着せるなどしましょう。
コースを変える:お散歩のコースを変えることは認知症の予防になります。
高齢犬では後肢から不自由になってくることが多いです。段階によって補助アイテムを使ってあげるとお散歩が楽しくなります。
後肢の爪を引きずるようになったら、ナックリングの防止用の靴やナックルンなどを使ってみて下さい。
後肢が動くけれど不自由、という段階になったら、ララウォークホールドやララウォークヒップ、アシスタントバンドなどがオススメです。
寝たきりや歩行不能になってしまっても、カートで外の空気を吸わせてあげましょう。犬専用のカートも様々なものが発売されています。ペットーポーター