No.4 大地震

大地震

 このたびの東北地方太平洋沖地震に被災された方々と動物たちのご無事と、被災地の一刻も早い復興をお祈りします。

まだまだ、災害の全体像が見えない状況です。想像をはるかに超える被害であります。発表される各数字が大きすぎて現実感がありません。本当に大変なことになりました。便利な生活はリスクの上になりたっていたと痛感させられます。

余震もまだ感じられますし、原発の損傷による被爆に関しては、被害が広範囲に及ぶ可能性があります。しかし、まずは、被災地の人々と動物たちが、1人でも1匹でも多く救助されることを祈っております。私の友人にも、いまだに連絡の取れないものがおります。無事を祈っております。

大地震から5日経った3月16日現在、横浜市はライフラインの破綻もなく西区においては今のところ計画停電のグループにも入っていません。とてもありがたいことですが少し複雑な気持ちです。節電しながら診療を行っております。薬品や処方食に若干の欠品がありますが贅沢は言っていられません。

市内でも、コンビニやスーパーでの食料の欠品やガソリンスタンドでの行列が見られました。余震や被爆の問題を含め横浜でも緊張した状況は続くと思われますが、物流が破綻しているわけではないので、落ち着いて本当に必要な分だけを購入することも節電と同じくらい大事なことだと思います。不安な気持ちはみんな一緒です。私も本当に不安です。

今のところ、募金や節電をして心配するぐらいしか出来ないのがもどかしいところですが、被災地の方々や動物たちに心で熱く思いを寄せ、これからの状況に対して、頭で冷静に判断し理性的な行動をとることが必要だと考えます。